Column
2026.1.21
日本では少子高齢化、核家族化、田舎の過疎化が加速し、高齢者が一人で暮らしている家が増えています。
久しぶりに訪れた実家がゴミ屋敷状態になっていて心配だという相談をいただくことも多く、ゴミ屋敷の件数も年々増えています。
今回は、なぜ高齢者の住まいはゴミ屋敷になりやすいのか、その背景やリスク、家族が取るべき対応を整理して解説します。
高齢者同士の夫婦で住んでいる、高齢者が一人で暮らしているといった家で、ゴミ屋敷の0問題が多いのは、単に「片付けが苦手」「だらしないだけ」といった性格で片付く話ではありません。
高齢者のゴミ屋敷問題には、以下のような加齢に伴う身体的・心理的・社会的な変化が複雑に絡み合っています。
年齢が高くなるにつれ、重い物を運ぶ、長時間立ちっぱなしといった動作が難しくなり、片付けや掃除が大きな負担になります。
掃除機をかける、床を拭く、トイレ掃除、ゴミを捨てに行く、お皿を洗う・・・など、若い人であれば日常的にこなせるような家事も、体力が低下することによって難しくなっていきます。
また、個人差はありますが加齢に伴い判断力も低下していく傾向があるため、片付けの際にどこから手を付けるべきか優先順位が判断できず、結果として先送りされてしまうことにもつながります。
まだ今ほど日本が豊かでなかった頃を知っていたり、幼少期に貧しかった経験をされているご高齢の方の場合は、物を捨てることへの抵抗感が強いという方も多いです。
「まだ使える」「もったいない」という意識が強く、何年も使っていない不用品であっても処分できない傾向があります。
物への愛着が執着に変わり、ゴミや不用品を家の中に溜め込む原因になります。
また、子供が自立し家を出てしまった寂しさから物に囲まれていたいという心理になることも多いです。
年齢を重ねるにつれて、人と会う機会は減っていくことがよくあります。
人と会わない生活が続くと、自身の身なりや取り巻く環境を客観的に見る機会が少なくなります。
注意や助言を受ける場もなくなり、家の中が不衛生であることにも何も感じなくなってしまい、ゴミ屋敷化が進行していても自分では気づきにくくなります。
認知症が進行することによって生活能力や意欲が低下し、セルフネグレクトに状態になってしまうケースも少なくありません。
本人に「困っている」という自覚がないため、家族や周囲に助けを求めることもできず、時間の経過とともにどんどん状態が悪化してしまいます。
高齢者がゴミ屋敷に住み続けることは、本人だけでなく家族や近隣の住民にも深刻な影響を及ぼします。
床にゴミや物が散乱していると、転倒リスクが高まります。
ご高齢の方は骨などが弱っていることも多く、少しつまづいただけでも骨折などの重大な事故につながりかねません。
また、ホコリやカビが発生していることによる健康被害も無視できません。
ゴミなどの可燃物が多い環境は火災や放火のリスクが高いです。
不用品などが散乱していると、万一火災が起きた際の避難経路も確保できません。
特に高齢の方の場合、迅速な判断・行動が難しいことが多く、火災が発生しても自力で家から外に出ることができず避難、救出が遅れるリスクがあります。
ゴミ屋敷は悪臭や害虫・害獣などの発生により、近隣住民とのトラブルに発展するケースがあります。
ご近所との関係が悪化するだけでなく、状況次第では行政指導の対象になることもあります。
ご高齢の親御さんや親戚の方と一緒に住んでいない、離れて暮らしているという方も多いと思います。
家族の方がいち早くゴミ屋敷化のサインに気づくことができれば、最悪の状態になって手がつけられなくなるのを防ぐことができます。
上記のようなサインがあったら要注意。
家がゴミ屋敷化している可能性があります。
高齢者のゴミ屋敷問題は年々増加傾向にあり、深刻な社会問題になっています。
放置すると今回ご紹介したような健康への影響、火災などのリスクが高まり、最悪の場合事故死、孤独死といったことにもつながりかねません。
「家の中が散らかっていそうだな」「掃除ができていなさそうだな」と早めに気づくことができた場合は、ご家族が定期的に訪問して片付けや掃除をしてあげることが大切です。
ただ、家族だけで片付けようとすると、どうしても時間的・精神的な負担も大きく、場合によっては親御さんとの関係悪化につながることもあります。
「捨てないでいいと言ってるでしょ!」などと怒鳴られてしまったり、訪問を拒まれるようになる可能性もあります。
仕事や子育て、遠方に住んでいるなどで訪問が難しい場合もあると思いますので、状況によってはホームヘルパーさんや清掃業者などプロへの依頼も検討してみましょう。
専門業者に依頼することで、短期間で、かつ安全に片付けを進めることができます。
高齢の方への対応や近隣への配慮、プライバシーを守るなど業者ならではのメリットがあるのも大きいです。
オールスマイリーでは、高齢者やご家族の状況に配慮しながら、無理のない形でゴミ屋敷・汚部屋の清掃や片付け、不用品回収に対応しています。
愛知・岐阜・三重・静岡を拠点に、ゴミ屋敷や汚部屋の片付けを専門としている弊社オールスマイリーは、年間1,200件もの片付け作業を行っています。
経験豊富なスタッフが丁寧かつスピーディに対応します。
ゴミ屋敷清掃は1K 15,000円(税込)〜となっており、不用品の中に買取ができるものがあれば無料で買取査定を行なって作業費用に充当することも可能です。
| 1K~1DK | 15,000円~ |
| 1LDK~2DK | 38,000円~ |
| 2LDK~3DK | 42,000円~ |
| 3LDK~4DK | 140,000円~ |
| 4LDK~ | 165,000円~ |
顧客満足度は90%以上と、ありがたいことに多くのお客様に高評価をいただいております。
「片付けに親が応じなくて」「遠方だから立ち会いが難しいんだけど・・・」
といったケースにも柔軟に対応しています。
ご依頼者一人一人の要望に合わせて片付けの段取りや方法を提案していますので、ゴミ屋敷や汚部屋でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。
ご相談だけのお問い合わせもOK。お見積もりもいつでも無料です。
事例やお客様の声などもホームページに掲載していますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
高齢者の家がゴミ屋敷になりやすいのには、今回ご紹介したような背景があることが多いです。ゴミ屋敷になってしまうのは単なる性格の問題や怠慢ではなく、加齢によるものであると理解することで、親御さんを責めることなく、前向きに解決策を考えられるのではないでしょうか。
ゴミ屋敷を放置すると、健康・衛星・安全などの面だけでなく、近隣トラブル、行政の介入といった問題も生じかねないため、早めの対応が重要です。
家族だけで対応が難しい場合は抱え込まず、積極的に専門業者を活用することが、問題解決への近道になります。