久しぶりに帰省したら、家が足の踏み場もないほどゴミで溢れている…。
しかし、片付けを手伝おうとすると「勝手に触るな」「捨てるな」と親が怒り出してしまい、どうにもできない。
放っておくと不衛生で健康へのリスクもあるし心配…。

そのようなゴミ屋敷の状態に悩んでいらっしゃるご家族の方は実は非常に多いです。

この記事では、ゴミ屋敷状態なのに、なぜ親がものを捨てさせてくれないのか、その心理を紐解き、家族が知っておくべき寄り添い方と現実的な解決策をご紹介いたします。

＜＜この記事でわかること＞＞

• 親が物を捨てさせてくれない心理
• 無理な片付けが逆効果になる理由
• 家族が知っておくべき寄り添い方

＊この記事は平均4分で読むことができます

ゴミを捨てると親が怒る？なぜ物を捨てさせてくれないのか

「こんなに汚れているし、もう使わないものなのに、なぜ捨てると怒るのか…」

ご家族がそう不思議に思ってしまうのも無理はありません。
はたから見ればゴミや不用品の山なのに、親御さんが物を捨てられないのにはいくつかの理由が考えられます。

例えば「これは○○さんからもらったものだから」「娘が小さかった頃の思い出があるから」と、物と思い出が深く結びついており、思い入れが強いために捨てられないことがあります。

写真や手紙など思い出と直接結びつくアイテムだけでなく、洋服、食器、家具など、一見なんでもないような物にも「家族との思い出」や「自分が生きてきた記憶」が宿っていると感じ、捨てられないという人は少なくありません。
そのため、物を処分する＝思い出をなくしてしまうように感じ、物を捨てられることに拒絶反応を示すのです。

また、戦後の物不足を経験してきた世代特有の感覚が背景にある可能性もあります。
戦中・戦後の物質的に豊かではなかった時代を経験してきた世代の親御さんの場合、「まだ使えるものを捨てるのはもったいない」という価値観が根強く残っています。
壊れていても「直せば使える」、今は使っていなくても「今後何かに使えるかもしれない」と考え、手放せないというケースも多いんです。

さらに、加齢による認知機能の低下やうつ傾向がある場合、判断力が下がり、片付けへの意欲が奪われているケースも少なくありません。
年齢を重ねると思考力や記憶力が低下し、関節痛や体力の衰えなども合わさって、掃除や片付けが億劫になります。
最初は散らかっている程度だった部屋でも、長い年月をかけてゴミや不用品が積み重なって気づいたら手がつけられない深刻な状態になってしまうのです。

しかし、そうした経緯を知らず「なんで捨てないの？」「汚いでしょ！」と家族から強く責められると、親御さんの心に刺さるどころか、かえって反発を招いてしまうことがあるのです。

無理な片付けが逆効果になることも

あまりに悲惨な家のゴミ屋敷状態に「なんでこんなになるまで放っておいたの？」「ご近所にも迷惑だから捨てるからね！」などと頭ごなしに言ってしまいそうになると思いますが、実はこうしたアプローチは逆効果になってしまうことがあります。

先ほどのように様々な理由からものを捨てられずにゴミ屋敷状態になっている方も多いです。
ご家族に物を勝手に捨てられると「自分の存在や過去を否定された」と感じてしまい、拒絶反応を示したり、親子の信頼関係が崩れてしまうことがあります。

物がなくなることが不安という方も少なくありません。
物がなくなることだけでなく、暮らしの変化そのものへの不安が強い場合もあります。

片付けの話をする際は、対立したり頭ごなしに意見を押し付けるのではなく「暮らしやすくするためだよ」「健康のためだからね」とまずは親御さんのことを思ってのことであると、丁寧に伝えてみることが大切です。

ゴミ屋敷化した家には「助けて」のサインが潜んでいます。
親御さんの気持ちに寄り添い、手を差し伸べる姿勢が大切です。

自力での片付けが難しいときはプロの手を借りるという選択を

片付けの同意が得られた場合でも、なかなかご家族だけで片付けを進めるのは難しい状況もあると思います。

「今すぐにでもゴミ屋敷を何とかしたい」
「ご近所にも迷惑をかけるし早急に対処しないと…」

そんな時はプロの清掃業者に相談するという選択肢も検討してみてください。

弊社オールスマイリーは、ご依頼者の要望に沿って片付けを進めています。
「これは捨てないでほしい」「この棚は触らないでほしい」など、個々の要望にも柔軟に対応していますので、親御さんの気持ちに寄り添いながらゴミ屋敷を改善するお手伝いができます。

家族同士では感情的になりやすい問題でも、第三者が間に入ることで落ち着いて進められるケースも多くあります。

オールスマイリーの魅力はこんなところ

オールスマイリーは愛知・岐阜・三重・静岡を拠点にゴミ屋敷や汚部屋の片付けを専門としており、年間1,200件もの片付け作業を行っている経験豊富なチームが丁寧かつスピーディに対応します。

ゴミ屋敷清掃は1K 15,000円(税込)〜となっており、不用品の中に買取ができるものがあれば無料で買取査定を行なって作業費用に充当することも可能です。

顧客満足度は90%以上と、ありがたいことにこれまで担当した多くのお客様から高い評価をいただいています。

法令に則った不用品処分をおこなっており、使えなくなった家電なども鉄くずとしてリサイクル業者に回収してもらうなど、環境にも配慮した取り組みを行っています。

依頼者一人一人の要望に合わせて片付けのプランを提案していますので、ゴミ屋敷や汚部屋でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。

事例やお客様の声などもホームページに掲載していますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

ゴミ屋敷・汚部屋清掃ならオールスマイリー

まとめ

親が物を捨てさせてくれない背景には「思い出が詰まっている」「もったいない」といった感情や、加齢による判断力・体力の低下など、さまざまな理由があります。

家族からすればゴミに見えても、本人にとっては過去の記憶や大切な存在そのものである可能性があり、無理に捨てようとすると反発されたり信頼関係が壊れることもあります。
ご家族で片付けを進めることが難しい場合はプロの手を借りることもオススメします。

ゴミ屋敷の片付け方・清掃方法について具体的に知りたいという方はこちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね！
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