Column
2025.4.24
「ゴミ屋敷に住んでいる人はどうやって生活してるの?」
テレビやネットでゴミ屋敷の映像を見ると、そんな疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
玄関までゴミがあふれ、天井まで積み上がった物の山。
においや害虫も発生しているであろう家の中で、人がどのように生活しているのか、想像がつかないという方も多いでしょう。
しかし実際にはそこに住まわれている方の「日常」があり、住人なりのルールと事情が存在します。
本記事では、ゴミ屋敷に住む人々のリアルな生活をご紹介するとともに、「身近にゴミ屋敷化した家に住んでいる方がいる」「自分自身がゴミ屋敷で悩んでいる」という方向けに、ゴミ屋敷を片付けるための方法についても解説します。
<<この記事でわかること>>
*この記事は平均5分で読むことができます
一見すると想像がつかない「ゴミ屋敷での生活」。
しかし実際にその中で日々を過ごしている人たちは、驚くほどその空間に適応しています。
たとえば、家中がゴミの山で足の踏み場もないといった状態でも、わずかな隙間にできた細い通路を通って部屋へ出入りしています。
普段過ごすところなど生活するスペースは部分的に確保されていることが多いです。
寝る場所はゴミの上に布団や段ボールを敷いて作られているケースがほとんどです。
キッチンが機能していない場合は、食事のほとんどがコンビニやスーパーの弁当、惣菜、カップ麺などです。
冷蔵庫や電子レンジがゴミで埋もれていて使えない場合もあるため、日持ちするものや常温で食べられるものを選ぶことが多いようです。
使い終わった容器やペットボトルはそのまま床やテーブルの上にどんどん積まれていき、生活するうちにさらにゴミが増えていくという悪循環が当たり前になっているケースがほとんどです。
洗濯機も大抵の場合機能しなくなっており、服は洗濯しないか、近くのコインランドリーを利用することになります。
お風呂場も物で埋まっていて使えないことが多く、そもそも風呂場のドアすら開けられないといった状況であることも。
ウェットティッシュや体拭きシートで最低限の清潔を保っている人もいますし、中には近くの銭湯やスーパー銭湯を利用している方もいますが、経済的な理由から通えない人も多いです。
トイレが使えないケースもあり、こちらは非常に深刻な問題です。
水が流れない、便器の周りまで物が積もって使えないといった状況では、自宅のトイレを諦め、コンビニや公園などの公共トイレに頼ることもあります。
外に出るのが億劫になっている場合、ペットボトルやビニール袋に排泄するといったことも稀ではありません。
不用品やゴミで窓が塞がってしまい、開けることができない状態だと、室内の空気は決して良いとは言えません。
特に夏場には強い臭いがこもりやすく、害虫が発生することもしばしば。
しかしそうした状況を受け入れてしまっている場合も多く、衛生面での感覚が麻痺してしまっていることが考えられます。
こうしたゴミ屋敷での生活は、住まわれているご本人にとっては「慣れれば大丈夫」「意外と快適だ」と感じられることもありますが、実際には健康面や安全面などあらゆるリスクが潜んでいます。
蓄積された生ゴミや食べ残し、カビ、排泄物などから強烈な悪臭が発生します。
臭いは家の中にこもるだけでなく、近隣に漏れてトラブルの原因になることもあります。
ご本人が臭いに慣れて気づけない場合も多いです。
ゴミが大量にあると、ゴキブリ、ハエ、ダニ、ネズミなどの害虫・害獣が繁殖します。
衛生状態が悪化し、感染症や食中毒の原因になることもあります。
また、ネズミが電気配線をかじるなどして火災のリスクにつながることもあります。
大量のホコリやカビ、ダニにより、アレルギー症状や皮膚トラブルが出やすくなります。
喘息持ちの人にとっては、空気中のアレルゲンが発作を引き起こす原因になることも。
目や鼻のかゆみ、湿疹、咳が慢性的に続くこともあります。
ゴミに囲まれた空間での生活は、心にも大きな影響を与えます。
社会に出ることが億劫になり、外との関わりを絶って孤独感や抑うつ状態が発展・進行してしまうことがあります。
ゴミ屋敷での生活が長くなると、社会とのつながりが希薄になることがあります。
また、ゴミ屋敷の住人は認知力が低下しているご高齢の方も多く、健康状態を誰にも把握されないまま生活することは孤独死のリスクを高めます。
ゴミ屋敷は可燃性のゴミや物も多いため、一度火が上がると非常に燃え広がりやすいです。ちょっとした火の不始末で大規模な火災につながる可能性があります。
また、積み重なったゴミや物の重みに床や壁が耐えきれず家屋倒壊につながることも。
自分だけでなく近隣住民も危険にさらしてしまいかねません。
悪臭や害虫の発生、外観の悪化などにより、近隣との関係が悪化することも。
住民からの通報や苦情、自治体からの行政指導につながり、トラブルが深刻化することも少なくありません。
前述したように、ゴミ屋敷での生活は、本人はもちろんのこと、周囲にも深刻な影響を及ぼすリスクを多く抱えているため、早急に対処することが必要です。
しかしゴミ屋敷の清掃には大幅に時間と体力が必要であり、自力では難しいという方も多いと思います。
その場合は専門の清掃業者に依頼するのも一つの手段です。
オールスマイリーは愛知・岐阜・三重・静岡を拠点にゴミ屋敷や汚部屋の片付けを専門としており、年間1,200件もの片付け作業を行っている経験豊富なチームが丁寧かつスピーディに対応します。
ゴミ屋敷清掃は1K 15,000円(税込)〜となっており、不用品の中に買取ができるものがあれば無料で買取査定を行なって作業費用に充当することも可能です。
1K~1DK | 15,000円~ |
1LDK~2DK | 38,000円~ |
2LDK~3DK | 42,000円~ |
3LDK~4DK | 140,000円~ |
4LDK~ | 165,000円~ |
顧客満足度は90%以上。法令に則った不用品処分をおこなっており、使えなくなった家電なども鉄くずとしてリサイクル業者に回収してもらうなど、環境にも配慮した取り組みを行っています。
依頼者一人一人の要望に合わせて片付けのプランを提案していますので、ゴミ屋敷や汚部屋でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。
事例やお客様の声などもホームページに掲載していますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
今回は、ゴミ屋敷に住む人々のリアルな生活をご紹介するとともに、「身近にゴミ屋敷化した家に住んでいる方がいる」「自分自身がゴミ屋敷で悩んでいる」という方向けに、ゴミ屋敷を片付けるための方法について解説いたしました。
今回ご紹介したように、ゴミ屋敷での生活にはあらゆるリスクが潜んでいます。
ゴミ屋敷でお悩みの方は専門業者への依頼も検討してみてください。
ゴミ屋敷の片付け方・清掃方法について具体的に知りたいという方はこちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね!
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