Column
2025.7.10
大切な人を見送ったあとは、実感のない日々や喪失感に包まれる時間が続きます。
「そろそろ遺品整理をしなきゃ」と思っても、手をつけると故人との思い出がよみがえり、つらくなって中断してしまう。
そんな経験をしている方も少なくありません。
頭では片付けなくてはとわかっていても、心がついてこない。
気持ちの整理がついていない中、無理に進めようとすると、より一層心の負担が大きくなってしまうこともあります。
この記事では「遺品整理がつらくてできない」と感じる方に向けて、無理なく整理を進めるための方法と、必要に応じて頼れる専門業者の選び方をご紹介します。
<<この記事でわかること>>
大切な人を亡くした直後に、故人の家の中や持ち物を整理するというのは、想像以上に心に大きな負担がかかるものです。
そのままにはしておけないので、手をつけなければと思うものの、いざ整理をし始めると、つらくなってしまう。
そんな経験をされている方も多いのではないでしょうか。
特に思い出があるものに触れると、気持ちが揺さぶられ、作業が止まってしまいがちです。
また、遺品整理ができないのは気持ちの問題だけでなく、「どのように進めればいいかわからない」という現実的な悩みが合わさっていることがあります。
遺品整理がつらいときは、部屋全体を片付けようとするのではなく「今日は引き出し一つ」「今日はこの棚だけ」など、狭い範囲に区切って取り組むのが効果的です。
最初は比較的思い入れが強くない消耗品や日用品などの整理しやすいアイテムから手をつけてみてください。
特に、写真や日記のような繊細で扱う際に心の負担が大きいものが多いエリアは心の負担を避けるためにも後回しにし、まずは比較的片付けを始めやすいエリアから取り掛かるとよいでしょう。
処分するかどうか迷うものは「一旦保留」という箱を作り分けておくと、作業の流れを止めずに済みます。
時間をおいてから再度向き合うことで、冷静な判断ができることもあります。
遺品整理を進める中で「何を残すべきか」「何を処分するか」に迷うのはとても自然なことです。
故人との思い出があり、感情が入ってくるため判断が難しく、仕分けの手が止まってしまう方も多くいます。
そんなときは以下のように分類して作業を段階的に進める方法がおすすめです。
大切なのはいきなり全てを片付けようと頑張るのではなく、一歩ずつ無理のないペースで進めることです。
自分で片付けるのが難しい場合や、遺品が大量で手が回らない場合、大型の家具や家電があり運び出せない場合は、専門業者に依頼することで精神的にも肉体的にも負担を大きく減らすことができます。
まず第一に作業時間を大幅に短縮することができます。
プロの業者に頼めば、複数人で一気に作業を進めてくれるため、ご自分や家族で取り掛かると数日かかるような量でも数時間で片付くケースが多いです。
また、故人の思い出が詰まった物を扱う際、家族にとっては辛いですが、業者であれば冷静に仕分けを進められます。
大切な思い出の詰まった品は丁寧に取り扱い、依頼主にお渡しできるよう仕分けをするので安心です。
貴重品の探索も合わせて行うため、見つけて欲しいものがある場合も頼りにできます。
故人の家と遠方に住んでいるご家族の方や、時間的、体力的に遺品整理が難しいなどの理由がある場合も、業者への依頼が現実的かつ効率的な選択肢になります。
遺品整理の業者を選ぶ際は「安さ」だけで判断するのは危険です。
信頼できる業者かどうかを見極めるために、以下のポイントを確認しましょう。
上記のようなポイントを事前にチェックしておくことで、安心して任せられる業者を選ぶことができます。
これらの特徴が一つでも当てはまる業者は要注意。
ぼったくりな見積もりを出されたり、後々高額請求をされるリスクがあります。
また、大切な故人の持ち物を破損したり、残しておきたい思い出の品をゴミと一緒に処分されてしまう可能性も。
大切な家族の思い出を守り、故人との別れにきちんと向き合うためにも、実績があり、丁寧な対応をしてくれる信頼できる業者を選んでくださいね。
初めて業者に依頼する方も多いと思います。
どんな流れで進めていくのかを事前に知っておくと安心です。
以下は弊社オールスマイリーが遺品整理を担当する場合の流れです。
電話やメール、ラインなどで問い合わせをします。
まだ気持ちの整理がついていなくても、実際に依頼するか決めかねていても大丈夫です。
気になる点をしっかりと相談しておくことで不安が少しでも解消できると思います。
スタッフが現地を訪問し、作業内容・費用・日程などを提示します。
見積もりの結果をみて依頼をするか判断すれば良いので、その場で決めなくてはと焦る必要はありません。
見積もり内容がOKであれば契約し、作業日を確定します。
当日立ち会いをしなくても、鍵を預かって対応することもできますし、女性スタッフに担当して欲しいと希望を伝えることも可能です。
当日はスタッフが訪問し、必要な作業をすべて行います。
遺品の中に買取できるものがあれば買い取りし、作業費用に充当することも可能です。
貴重品や思い出の品の探索も行い、丁寧に仕分けをします。
完了後、お客様に現場を確認していただき、問題がなければ終了となります。
遠方で立ち会えない場合はリモート動画で確認したり、写真での報告など柔軟に対応可能です。
遺品整理は、一般的な片付けや不用品処分とは性質が異なります。
大切な人との思い出が詰まった空間に向き合う作業には、準備と丁寧なサポートが必要です。
東海エリア(愛知・岐阜・三重・静岡)を中心に活動しているオールスマイリーは、遺品整理という繊細な作業に多数取り組んできており、年間1,200件以上の片付け実績を持ちます。
戸建て、マンションはもちろん、施設からの依頼にも幅広く対応しています。
片付け作業の中でも遺品整理は「辛くて進められない」「どのように進めていいのかわからない」といった声を多くいただきます。
そうした不安や迷いに真摯にお応えし、オールスマイリーはご遺族の気持ちに寄り添いながら、丁寧に一つずつ対応していくことを大切にしています。
ご相談から見積もりまで全て無料。
料金は1K・1DKで15,000円(税込)〜で、見積もり後の追加費用は一切ございません。
1K~1DK | 15,000円~ |
1LDK~2DK | 38,000円~ |
2LDK~3DK | 42,000円~ |
3LDK~4DK | 140,000円~ |
4LDK~ | 165,000円~ |
遺品の中に、まだ使えるものやお値段がつけられるものがあればその場で買取査定を行い、作業費用に充てることも可能です。
大切な品を無駄にせず、次に活かすための取り組みもしています。
近くにお住まいでないご家族に代わって、立ち会いなしでも作業可能。
希望に応じて女性スタッフの同行や、貴重品・思い出の品の探索などにも柔軟に対応いたします。
「心の負担が軽くなった」「安心して任せられた」と、多くの方から高い評価をいただいており、それを誇りに日々スタッフともども精進しております。
事例やお客様の声など、公式ホームページにてご紹介していますので、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
遺品整理は故人との思い出に向き合い、お別れと向き合う時間でもあります。
心の負担が大きいと感じる場合はひとりで抱え込まず、プロの手を借りることもぜひ検討してみてくださいね。
オールスマイリーでは、ご遺族の思いに寄り添いながら片付けのお手伝いをしています。
まずはお気軽にご相談ください。
受付時間:8:00〜20:00