Column
2025.2.17
長い間にわたって物やゴミを片付けずに放置してしまい、家の中が気づけば手がつけられない「汚部屋」状態になってしまっているという方は少なくありません。
仕事やその他のやるべきことに追われて忙しく、疲労やストレスが溜まっており家に帰ってから片付けをする気力が湧かないという人も多いのではないでしょうか。
心身ともに余裕がなく「時間や気持ちに余裕ができたら片付けよう」と先延ばしにしてしまい、気づけばどこからどう手をつけていいかわからないまでに汚部屋化してしまうことがあります。
今回は、汚部屋でお困りの方向けに、汚部屋を効率的に片付けるための手順について清掃のプロが解説します。
<<この記事でわかること>>
*この記事は平均5分で読むことができます
汚部屋(おべや)とは一般的に「整理整頓がされていない」「清掃が行き届いていない」「生活空間が物であふれかえっている」ような部屋のことを指します。
床や家具が物で埋め尽くされていて足の踏み場がない、ゴミや生活用品がそのまま放置されているといった状態も「汚部屋」に該当します。
ただただ散らかっているだけの部屋というよりも、日常生活に支障が出るほどの状態を「汚部屋」と呼ぶことが多いです。
汚部屋とゴミ屋敷の違いとしては「短時間で片付けられるかどうか」「ゴミや不用品が家の外まで溢れているかどうか」が判断基準となることが多いです。
汚部屋はゴミ屋敷に比べると短時間で片付けることが可能で、なおかつゴミや不用品が家の中におさまっている場合が多いです。対してゴミ屋敷はゴミや不用品の物量が多く短時間で片付けることが難しい、家の中だけでなく家の外にまでゴミや不用品が溢れかえっているといった場合が該当します。
ゴミ屋敷状態まではいっていないとしても、ゴミや物が溢れ生活スペースや足の踏み場を確保できなくなったり、悪臭を放ってしまうなど、快適な日常生活が送れなくなる可能性が高いため、汚部屋と化してしまった場合は可能な限り早く片付け・清掃に取り掛かる必要があります。
ゴミや物で溢れている家は火事にもなりやすく危険です。
ゴミや物に引火するとその周囲の物にも飛び火して火が燃え広がりやすく、最悪の場合自分の家だけでなく近隣の家も火災に巻き込んでしまう危険性があります。
また、積み重なった物などが倒れてきて怪我をしたり、危険なものを足で踏んでしまい怪我をするといった可能性もあります。
汚部屋にはそうしたあらゆるリスクもあるため、完全に手がつけられなくなってしまう前に早急に対処しましょう。
いつの間にか汚部屋化が進んでしまい、どこからどう片付けを始めていいか困っているという方が多いと思います。
「なんとかしなければ」という気持ちばかりが先走ってしまい、具体的にどのように片付けを進めたらいいのかわからないというパターンに陥りがちですが、まずは一つずつ順を追って片付けを始めることが大切です。
ここからは汚部屋を効率的に片付けるための手順を清掃のプロが解説します。
片付けを始めるにあたって、まずは必要なものを一旦よけて置いておくためのスペースを確保しましょう。
あちこちにゴミや物が散乱している状態で片付けを進めようとしても作業効率が下がってしまいます。
作業効率を高めるためにもまずはどこか1部屋、部屋ごと空けることが難しい場合は部屋の一部でもいいのでスペースを確保し、捨てないで保管しておく物などを一時的に置く場所を設けるようにしてください。
一時的に物を避難するスペースが確保されるだけでもその後の片付け作業が格段にやりやすくなります。
必要なものをよけておくスペースの確保ができたら次のステップはゴミを捨てることです。
長期間にわたってゴミを捨てられていないことが汚部屋を作り出している大きな要因です。
ゴミや不用品を捨てることこそが汚部屋片付けのメイン作業といえます。
まずはゴミを分別しゴミ袋に入れていきます。
賞味期限が大幅に過ぎた食品や飲みかけのペットボトル、壊れて使えない物はもちろんのこと、長期間使っていない物などは思い切って捨てましょう。
あわせて自分の住んでいる自治体のごみ回収日をチェックしておくとゴミ出しのスケジュールが立てられ、スムーズに片付けが進みます。
ゴミを捨てた後、さらに残った物を不用品と残すものに分類していきます。
ゴミ捨ての時点で捨てられなかった物でも、捨てるかどうか迷うものがあれば「1年以内に使ったかどうか」を基準に判別しましょう。1年以上使っていないものはこの先も使うことがない可能性が高いです。
「いざという時に必要になるかも」と感じる物もあるかもしれませんが、物を残してばかりいると部屋の片付けが進まないので、思い切って手放すことを検討してください。
残す方に分類した物は先ほど確保したスペースに一度よけておきます。
ゴミ・不用品と残すものとが分類できたら、収納場所を決めましょう。
物の住所を決めることで、今後も散らかりにくい部屋を維持することができます。
百円ショップなどにある収納ボックスやカゴなどを活用して物をカテゴリーごとに分けて収納するのも一つの方法です。
また、マスキングテープなどを使って「掃除道具」「文房具」「薬」「電池類」などのようにどこに何が収納されているかを一目でわかるようにする方法もオススメです。
毎回物を使った後に片付ける場所を決めておくことで物が散らかり、再び汚部屋化するのを防ぐことにつながります。
一度汚部屋を片付けることができても、しばらくまた片付けや掃除をサボってしまうとまた汚部屋に戻ってしまう可能性が高いです。
家の中をきれいな状態に保つには一朝一夕の大掃除ではなく日々の積み重ねが大切です。
例えば毎朝起きたときや夜寝る前に5分だけ家の中の掃除をする、など自分ルールを決めて、毎日少しの時間でもいいので掃除をしたり出しっぱなしのものがあれば元の場所に戻すといった習慣をつけましょう。
毎日少しでもいいので片付けの時間を作るよう意識することが汚部屋を防ぐ最も効果的な方法です。
汚部屋の清掃に大幅に時間を取られ、仕事や他のやるべきことに割く時間がなくなってしまうのは困るという方も多いと思います。
自力で片付けることが難しいと感じる場合は、専門の清掃業者に依頼するのも一つの手段です。
オールスマイリーは愛知・岐阜・三重・静岡を拠点にゴミ屋敷や汚部屋の片付けを専門としており、年間1,200件もの片付け作業を行っている経験豊富なチームが丁寧かつスピーディに対応します。
ゴミ屋敷清掃は1K 15,000円(税込)〜となっており、不用品の中に買取ができるものがあれば無料で買取査定を行なって作業費用に充当することも可能です。
顧客満足度は90%以上とおかげさまで高い評価をいただいております。
法令に則った不用品処分をおこなっており、使えなくなった家電なども鉄くずとしてリサイクル業者に回収してもらうなど、環境にも配慮した取り組みを行っています。
依頼者一人一人の要望に合わせて片付けのプランを提案していますので、ゴミ屋敷や汚部屋でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。
事例やお客様の声などもホームページに掲載していますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
今回は、汚部屋でお悩みの方向けに、片付けをするにあたってまず知っておいていただきたいことを清掃のプロが解説いたしました。
汚部屋はゴミ屋敷ほど複雑で自力でどうにかするのが難しい状況ではないパターンが多く、今回ご紹介したように効率的な片付けの手順を踏めば元の部屋の状態にすることも可能です。
しかし、万一「自力で片付けるのが難しい」「仕事や他のことが忙しくて片付けを進められない」という場合は専門業者への依頼も検討してみてくださいね。
汚部屋の片付け・清掃方法についてもっと詳しく知りたいという方はこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
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